「徒然なるままに」カテゴリーアーカイブ

学生

母校である専修大学の授業でお話をする機会をいただいた。
何度か話をさせてもらっているが、年々と学生さんの意欲が高まっているのを
ひしひしと感じる。確実に着実に、意識が進化しているのだと実感しています。
世の中はよくなっている!が、その裏面も確実に進行しています。
光があれば闇もある。両方知り尽くしてこそ、バランスがとれるのかも
しれません。自分たちの暮らしだけ考えていたらよい時代は過ぎ去りました。
こうしている間にも、マンホールで子供を生んでいる子が
モンゴルなどではいるのですから。
自分が学生のころを思い出すと、本当に無計画で無自覚で
傲慢だったなぁと思います。親父になったともいえますが、
若いころはそれでいいのだと思います。
無鉄砲にぶつかって、経験して次に活かすと。
体験しないと本当にところはわからないのですよね。
日本の未来が楽しみです!
Ps;野尻さんお誕生日おめでとうー!

信頼

家族以外に、無条件に信頼された感覚ありますでしょうか?
信頼には二つあるのではないかと。
論理的信頼と心理的信頼。
前者は、条件が必須になってくる。
一度条件が崩れたらすぐに信頼も失う。
後者には、これといった条件がない。
出会ってすぐに100年来の知友を結ぶものもいれば
何度会っても信頼できない場合もある。
無条件の信頼、これは愛ですね。
沖縄で出会った人々には、そのような条件を超えた
信頼・愛を感じました。
士は己を知るもののために死す といいますね。
この言葉の意味が少しわかったような気がします。

今年は

rinne.jpg
沖縄離島Blogより

今年は土台作りの年になってきたなとおもう。
今後10年活躍するための場所つくり。
そんなイメージで仕事に取り組んでいる。
立ち上げって辛いものだ。未来がみえないと
人々はつい悲観的になる。
大航海時代に、あと少しで大陸発見で
引き返したチームは数多くあるだろう。
その当時の状況で信念を貫いたその精神は素晴らしいとおもう。
それに比べたら、会社の成功などたいしたことない。
失敗したことをコツコツと修正していけば、必ず最後は成功するからです。
もう大陸があるのはわかっているのだから、補給したりしながら
風で戻されても諦めずに進んでいけばかならず成功するのです。
また、その過程が面白い。問題がないと人は成長しないからです。
こうして諦めないで作っていった土台を元に、
40代は世界貢献できるようになりたいなと思うようになりました。
今までは目標がないから、いくらでも成長できるとおもっていましたが
漸く、自分なりの理想像が見えてきた感じです。
まずは、6年後が楽しみです!!
ずっと大器晩成といい続けている小心者より

国家の品格

遅ればせながら、「国家の品格」を拝読しました。

情緒と形を大事にすべき
武士道精神の復活
共感の持てる主張です。
特に、資本主義が抱えている時限爆弾
そして、論理の問題はためになりました。
?論理の限界
?最も重要なことは論理では説明できない
?論理には出発点が必要
?論理は長くなりえない
そして、自由、平等、民主主義を疑うも
心のもやもやを払拭してくれる爽快さです。
話し言葉で理解しやすく、新書サイズで
簡単に読めるので是非お読みください。
お奨めです。

もののあわれ

本日、出雲大社にお参りにいってきました。
ご紹介頂いたので、案内していただき
出雲大社の貴重な場所を見ることができました。
歴史ある場所に来ると、時の流れに想いを巡らせ
もののあわれを感じます。
趣のある建物と自然の気を堪能して
今年の会社の成長を祈念してまいりました。
今の季節には今の楽しみがありますね。
そうそう、平成20年に大遷宮が行われますので
今のうちに毎年お参りくださいませ。

自分を守る小心者

自分は、小心者だ。
ニュースの見方2
http://www.kandamasanori.net/archives/2006/01/post_46.html

この記事と、ある方の告白をみて、
忘れていたことを思い出した。
彼には勇気とやる気があり、私にはなかったことを。
自分を守るために、もっともなそうなことを書いていた自分が恥ずかしい。
私は、友情に対して不誠実で、どうせ言っても世間は
わかるまいともっともそうな理由を作り出し、言い訳していた。
彼ほど行動力を持った人は、そうはいない。
合理的な人で、純粋ゆえに、先鋭化し、これだけの
インパクトを世間に与えることができた。
人間誰しも、いろんな面がある。
経営に対する考えは違ったけど、その行動力と発想力、
そして、技術に対する目利きは素晴らしい人だった。
まだエッジだったころ、自らメールをしてきて、
営業してきたマメさに驚いた。会社が成長するために
自分ができることは何でもする人だった。
虚業もあったとおもうが、ライブドアポータルは、
視聴率でも日本の上位に入るほど急成長していた。
Birthを作るとき、出資をお願いしにいった。
彼は、細かいことは一切言わずに、出資して
任せてくれた。男気があった。
去年の誕生Partyのときも、忙しい中
駆けつけてくれた律儀な男だった。
事件があって、自殺者がでたので、心配して
このようなメールを送った。
「何があっても浮世のこと。またBirthきてくださいな~」
忙しくて大変だったことでしょう。返信は期待していなかった。
「ありがとう。がんばるよ!」と返信をくれた。
彼はいつも必ず返信してくれた。
だからといって、すべて正当化するつもりはないが、
彼の活躍には良い刺激を受けていた。今回のことでも
大きな影響をもらった。
それなのに、自分を守るために、彼に対する
コメントや取材依頼を断ったことが恥ずかしい。
彼はきっと気にしないだろう。
そういう男です。
ごめんなさい。

堀江さん事件に思うこと

昔から知っている人たちが、事件の渦中の人として
騒がれ、英雄になったり、一転して落とされるのをみて
何ともいえない気分です。
TBSさんの今日発プラスという番組からメールで
コメント求められたので、このようにこたえました。
「今回の事件で、まず友人として、このような事態を引き起こす前に、
もっと何か彼にできたのではないかと残念に思います。
偉そうかも知れませんが。
彼が、このように社会に対して影響力を与えられるほどの
力をもったということは、時代の要請に応えていたからだと思います。
力を得たものには、責任が伴うということの自覚が、彼には
足りなかったのだと思います。
受け継いできた世代や、今後の世代のためにも
我々30代がきちんと豊かな夢を与えて時代を担っていかなければ
ならないと責任を感じます。」
勝ち組、負け組といわれております。
何をもって勝ち組負け組と定義するのかと問い質したいですが、
物質的欲求の果てには、絶望しかないのだと改めて思います。
本当に生きていてよかった!と感じるためには、
短期的な視点で切り捨ててきたことを見直し、
忘れられていることを思い出さなくてはならないでしょう。
現代において、我々世代の責任というものを強く感じる契機に
今回の事件はなりました。
私たちは、過去から多くの方々によって命を繋いできてもらって
存在し、そして今も同時代を生きる人々から支えられています。
本質的に価値あることを行動によって作り出していかねばならないと
自戒いたしました。彼自身にとっても、これは良いことだったと
私は思います。
ただ、神田昌典さんが指摘されているような
「現代に単純におきかえてみれば、キャッシュ万能の資本主義の流れが
さらに加速化し、日本市場がグローバルスタンダードに飲み込まれていく」
ということにならないように、一人ひとりが自分事として
捉えていくことが、彼に対する友情かと考えております。
PS:素敵なBlogを発見しました。
このような言葉を紹介してくれています。
ぜひご覧くださいませ。
1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 Knowledge without Character
5.道徳なき商業 Commerece without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰  Worship without Sacrifice
(7つの社会的罪~Seven Social Sins~マハトマ・ガンジー)
後日乗 Blogより

環境破壊

最近、「築地魚河岸三代目」にはまっている。
築地魚河岸三代目
素人の銀行員だった主人公が、奥様の実家の
魚河岸の中卸の三代目になるお話なのですが、
これまた人情と魚に対する情熱が面白い。
感動したり、日本の魚についての現状について
学ばされたりと有意義な本です。
その中でも、第七巻で出てくる、
尺アユの涙というお話を読んで日本の環境問題について
考えさせられました。
私も消費者として、販売者として、理念を持って活動していかねばと
社会の一員としての責任を感じます。各人の行動が、相互に影響しあうの
ですから、よい影響を与えたいですよね。意識高くしていきたいと
素直に感動しました。
こちらのページをぜひご覧ください。
尺鮎トラスト運動とは?

まじめスパイラル

結婚が近かったので、最近サーヤさんに親近感沸いてる者です。
面白いコラムを見つけました。
これは皇室のお家騒動なのか?
全く興味なかったのですが、最近皇室って外国に対しての
日本のキラーコンテンツなのではないかと考えています。昔はあんなに天皇制反対
だったのにウソみたいに肯定派になってきました。
だって、いい人たちですし、歴史好きですしーーー。
法王と皇帝を兼ね備えている天皇は、位で言えば
世界で一番偉いという主張をみたことがあります。
ま、それはさておき、
今度こんなイベントに出ます。
キャリアラウンジ リクルートさんが主催のイベントです。
以前、自殺者が多いのは真面目だからだみたいな話を書きましたが、
最近の若者は、かなり慎重で真面目に成長への意欲が高いそうです。
まーそんなに気張るなよ。もっと若者らしく弾けようぜーと思っているので
そんな話になるかと思いますが、それはその場のノリで楽しくいきませう。
若い方は楽しそうなイベントなので是非どうぞ。
余談ですが、告知ポスターに、私の肩書きが「代表取締まられ役」と
なっているので、わざわざ誤植ありますとリクルートさんに連絡が
いったりするそうです。ご迷惑おかけしてすいません。小さなこだわりです。

無可無不可

以前にも書いたけど、人はレッテルを貼るのが好き。
私の記事でも、年収数億円とか、(そんなにあったら長者番付のってるよ)
ヒルズ族だとか(六本木ヒルズに住んでもないしオフィスもない)
少し調べれば事実と違うことも、他が書いてるからそうだろうと推測で報道してしまう。
こうして、イメージができていくのだなと。
ヒルズ族だからとかITだからといいますが、
では他に六本木ヒルズに住んでいる人や入居している企業は、
みなITかというと全然そうではない。かつ、いまどきITが絡まない仕事の
ほうが少ないのではないか。
レッテルを貼って面白がるだけならば良いけど、そこで思考停止していたら
何も本質が見えない。自分で知ろうとしなければ、何も知ることはないが。
決め付けないことから自由は始まると思う。
PS:アクセス急増により、Blogが壊れてました。
 コメントとか復活できずにすいません・・・。