終戦のローレライ
終戦のローレライ〈1〉 (講談社文庫)
福井 晴敏
ちゃんと読んだことないのだけれど、
アフターヌーン誌上でみかけて、中々良いことを
書いていたので転載します。
「今の自分が全部じゃない
血とか民族とか
そんなものは関係ないんだ。
自分たちの未来を賭けてもいいと思える場所・・・
そこがおれたちの祖国になり
故郷になる
決まっていることなんか
なにひとつない
なりたい自分になれ」
「水と空気とお天道さん
それにちょっぴり栄養のある土があれば
人間どこでだって生きていける
好きな場所で
好きな女と暮らして
子供を育てろ
たくさんの人と
交わって子供に誇れる
世の中を作るにゃ
どうしたらいいか
じっくり考えるんだ」
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