BLOG IT! from 雪斎の随想録: 沖縄への「共感」
「沖縄の地域住民や政府を『売国奴』や『左翼の残滓』よばわりして、自らひとり手を汚さず、愛国的であるかのような幻想に生きているとすれば、保守言論は、やがて同胞からも受け容れられなくときがくるにちがいない」。 沖縄に絡む政策を遂行する際の前提は、沖縄の置かれた立場への「共感」である。在日米軍再編にせよ歴史教科書にせよ、そうした政策を語る折に沖縄への「共感」は、どこまで働いているであろうか。
自分の痛みを感じない人は、他人の痛みも感じられない。
現代は、感情を表現しながらも、それに振り回されない冷静さが
必要であろう。
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