誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
松岡 正剛
21日に紹介した、17歳のための世界と日本の見方の続編。
これも面白い。この本を読んで初めて、自分は無意識に明治維新を
無条件に認めていたことに気がづきました。
明治維新は素晴らしいことになっているが、果たして本当にそう
だったのか?あれから日本がおかしくなったことはないのか?
日本的なるものとは何なのか?
考えさせられました。近代国家が背負っている業に、いつまでも
我々が付き合うこともありません。世界が混沌しているいま、
新しい仕組み作りに向かう絶好の好機です。
次の政治経済を考える上で、この本は経緯をわかりやすく要約して
くれているので大変ためになります。新年に向かって読書するには
最適な本ではないでしょうか。
年末年始で再度読み直して、「世界と日本のまちがい」をじっくりと
見つめてみたいと思います。

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