死んだら現実
我々の世界は、生きている「今」が夢の世界。死んだら現実に戻るだけだ。
「ああ、生きていたときは夢のようだったな」と。
制約があるから突破する喜びがある。何でも自由だったらつまらないのだ。
普通、人々が考えているのは、死んだら天国に行きたいな、というのが一般的だ。死んでからが特別な世界だ、と考えている人が多い。しかし、死んだら何もないし、何でもある。両方は同じだ。
一般的に言われる宗教では、来世やあの世で救われるために信仰している。いわば「逃げ」の宗教が多い。
しかし、実際は生きている「今」だけしかない。チャンスは「今生」しかないのだ。「今生」どう生きるかにかかっている。あの世や来世のために、今を生きるのではない。
次の人生こそは!では同じことを繰り返すだけだ。夢の世界、あり得ない世界、憧れの世界、アニメのようなハプニングが起こる世界に生きることができるチャンスは今しかない!
しかし、人間という生き物は、
「そうはいっても生活が・・・。」とか
「そうはいっても今の仕事が・・・。」などと言い訳を必死で探そうとする。本当は求めているのに・・・。
これは安定を望むDNAと、変化を望むRNAの人間の中の遺伝子に組み込まれた矛盾した戦いであり、これにより葛藤や苦悩が生まれる。本当はそんなことで悩む必要などない。今死んだら「自分は満足な人生だった!」と言えるだろうか?それが答えだ。
死んだら現実に戻ると思え!今が夢の世界なのだ。今が現実という夢を見ているにすぎない。死んだら現実なのに、生きている今も現実に生きるのはあまりにもナンセンスだろう。
3 comments