最小単位で最大効果
革命は3人から始まるという。真剣な人間が3人いれば十分なのだ。キューバ革命でも上陸後12人からのスタートだった。その中でも中心人物は、カストロ、カストロ弟、そしてチェゲバラの3人だった。
何かをしようとするとき、人数や資金など、とかく少ないよりは多い方が素晴らしいと錯覚してしまう。企業においても、規模の拡大追求がこれまで是とされてきた.
確かに、大きいからこそできることはある。しかし、大きいから何でも出来るという訳ではない。むしろこれからは、規模の大きな組織は恐竜のように身動きがとれなくなる。
時代の変化が激しいからである。変化に対応するには大きいと不利なのだ。 我々は、最小の単位で、最大の効果を目指してる。 1万人の真剣でない人間を集めるより、一人の真剣な人間と連帯をくんだ方がよほど価値がある。
大きくなると守らなくてはならないものが増えてくる。小さければいつでも捨て身になれるのだ。失うものがない方が強い。
いざという時、
「家族のことで用事がありいけません」
「お金がないので難しいです」
「仕事の都合で・・・」
などと言い訳を始めるのが普通だ。
突然、「明日からベトナムいくぞ!」といっても、すぐにいける人間じゃないと革命などできるわけがない。
本気ではない人間は、選択を迫ればすぐにそれが透けてくる。我々は選択を迫り、本気でない人間は脱落していく。
来るもの拒まず、去る者を追わず。
しかし去ったものでも、またいつでも受け入れる。
小さくても、まるで核爆弾のような効果を生み出していくのだ。
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