ヘルタースケルター
人生の最後はどんなシーンだろうか?そのことについて思案すると、私はいつもあるシーンが浮かんでくる。実際に見たことがないのに、多分それは自分の臨終のような感じがする。今回の生でそうなるのか、前世だったのか、よくわからない。
その時、満足して微笑んで死ねれば本望だ。
またそれとは別に、自分には自殺願望といったら変だけど、死をもいとわず何かのために死ぬことに憧れがある。
生のための死。
死のための生。
どんな死を迎えたいか?
どんな生を送りたいか?
生き甲斐のある生。
死にがいのある死。
穏やかな長寿もよいが、今は短くても強烈な印象の死に惹かれる。映画やアニメなどで、そういうシーンに出くわすと無性に切なくなり感動する。
信念があれば、善悪を超えてしまう。
ただそれが独りよがりの自己欺瞞であれば、悲しみしか生み出さないであろう。
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