原点

自分でも不思議なのだが、飽きっぽい自分がこれほどまでに一つのことに燃え続けていることに改めて気がついた。

沖縄でのことに出会うまでは、何をやっても好奇心が満たされると飽きてしまう。そしてまた、新たな好奇心を満たす何かに取り組むといった連鎖だった。

結局同じことの繰り返しだと気付き、当時の私の口癖は、「何か面白いことないかな。つまらないな」だった。

真剣に人生を賭けて取り組むことが出来ることがあるのはとても幸せなことだ。そしてそれを共に真剣に向かう仲間がいて分かち合うことができる。

それぞれが、言葉にはできなくても、「ここしかないんだ」と感じて人生を賭けてきている。だからこそお互いに緊張感もあるし、馴れ合いのない真剣勝負が出来る。

自分が間違っていないか?欺瞞に陥っていないか?常に自分をかえりみながら向かっていける。

恐怖がなければ感動もない。

安全安心だった当時の自分では燃えることが出来なかった。危険な環境だからこそ、面白いのだ。勿論怖いけど。

でも、かつての自分を思い出すと、煮え切らない、燃えきれない時の辛さよりは全然今のほうがよい。

私が沖縄に関わるキッカケの原点は、沖縄の為に必死に動いている人の姿だった。

今まで会ったどんな人々よりも熱意を感じた。

その熱に自分の心が動いた。

本当に人を動かすのは、論理や利益などではなく、想いの強さ、情熱なんだ。

人は、人の為にしか燃えることは出来ない。そしてそれが自分の為でもある。

魂の喜びを伝えたい。人生は素晴らしい体験だと心から感動したならその瞬間の為にほかのことはどうでもよくなる。

人はその瞬間の為に生きている!

3 comments

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tomo

大変ご無沙汰しております。
宮古島でウタキ巡りを一緒にしたものです。
現在は本島に住み、小さな店を営んでおります。
熱い思いで地域を活性化したい!
と通り会作りを頑張り始めたところです。
想いの強さ、情熱でみんなを引っ張って行きますね!

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マロン

・率直な感想です。最後のほうから、私には詩のように聴こえました。心に訴えかけられた。
・自分なりに体験から連想したこと
心で話したときと、そうでないときの相手の反応が違うのを感じた事があります。
→仕事で仕方なく話をしなくちゃいけないと思って話すと、相手はそっぽ向いてたり、うとうとしてたり、自分の言いたいことを考えているな~と何となく感じます。
→一方、本当に魂のことを心から話したときでは、反応が違います。相手の鼓動が聴こえるみたいだし、魂が耳を傾けているし、チャクラが開くのが見えるみたいだし、最もウトウトするなんてないですし。
なかなか強い想いを表現する勇気が、出ないですが。。 ごく些細なところで言えばそのように感じる場面がありました。

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mamemin

こんばんは!
私も沖縄のため・・・と思ってはいるのですが、まだまだ力不足です。。。
先日も沖縄の本部でアセロラ畑をプチ取材してきましたが、畑仕事をしているのが、「おじいおばあ」がほとんどで、若い人がいなくて後々どうしよう・・。との事。。いろいろ考えるも良い知恵浮かばず・・。知恵ひとつで相手を幸せにできる能力がほしいもんです。。。

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