世界を救うとは
世界を救う。そういうと、大それたこと、おこがましい、
無謀、器を知らないといった言葉が返ってきそうだ。
私は、
「世界を救う=自分を救う」ということではないかと
思っている。一人ひとりが自分を自分で救わない限り、
世界はとても救われないだろう。
誰か一人のヒーローが解決してくれることはない。
それぞれが、自立心をもって他者に働きかけるとき、
他人を通して自分が磨かれ、自分が救えるようになる。
自分を救うことは他者を救うことでもある。
他者を救うことは自分を救うことでもある。
世界が自分に集約され、自分が世界になる。
部分と全体は相似である。どちらか片方が変わってから
変わるものではない。同時に変化していく。
試練のたびに、ダークサイドが口を広げて待っている。
ライトサイドとダークサイド。肯定と否定。
一見、否定のほうが説得力もあり、当然のように見える。
しかし、最後は全肯定が全てを包み込む。
自分の中の二極対立を統合して世界は救われる。
世界を変える近道は自分の中にある。
幸せの青い鳥はどこにいたのか?
旅に出て、初めて家にいたと気づくものだ。
試練という旅の贈り物を今は楽しもうと思う。
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