国は崩壊しコロニーが生まれる
国や地方自治体はすでに崩壊過程に入っている。すでに日本の借金は800兆円を超え、世界第二位の日本のGDPは今年までで来年には中国に抜かれる。
そして本日の朝日新聞一面記事の見出し。‘悪夢「20XX年」日本破綻’大手新聞でここまで踏み込んだ記事がかつてあっただろうか?
日本の象徴であった「日本航空」も破綻してしまった。また世界のトヨタがこうなるとは、だれが予測できただろうか?世界的にみて、日本はすでに死にかけている。
この貧困国の国内のみで経済が回るはずがないにも関わらず、多くの国民は未だ世界を見ていない。世界の中心であったアメリカは、すでに日本国など眼中になく、中国及び中央アジア諸国を見ている。
今後、日本は素通りされる国になるだろう。すでに日本人は無意識のうちに戦えない人種になってしまった。今のままでは、これから日本が世界の中心になることはなく、どこか発展する国の金魚の糞のように動く癖がついてしまっている。
日本の金魚であるアメリカはすでに瀕死の状態である。リーマンショックやサブプライム問題によって、死にゆく金融機関を、連銀が救済に入ってなんとか回復してきた、という報道が流れているが、すでに連銀すらゾンビ状態だ。
いくら回復してきているとは言っても、実際にアメリカは失業者が増える一方だし、不動産価格も落ち続け、ローン破綻の増加も止まっていない。今の状態は1930年代の世界恐慌と似ている。今年の夏以降に、もっとひどい不況の二番底に陥る可能性が高い。
日本の金魚がそんな状態だから、その糞である日本の経済は益々疲弊していき、地方自治体もうまく機能せずに、国のシステム自体が寿命を迎える。
国というシステムが崩壊後、人々はそれぞれが生き、最小単位のコロニーになる。世界の再構築が始まり、時代に乗り遅れる人は、淘汰される。
破壊と創造である。
これほどの世界的大変化に直面出来ることはそうはない。
面白い時代である。
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