いい人が飛躍できない理由
前回天使のことを書いたが、天使はいわゆるいい人だ。いい人は、利用されやすく、どうでもいい人として扱われやすい。そして、その当人はそう扱われている事に気がつかない事も多い。気づいたとしても「いい人」だから、問題の原因は自分にあると、自らを責めていたりする。
話しは変わって、こんな話しがある。
普通に考えたら、年下で相手も初婚の人を選ぶのではないか?ではなぜあえて自分の初婚に離婚歴があり年上の彼女を選んだのか?奇麗だからとか、気が合うからとか、表面的な理由ではない。
ご縁とは不思議なものだ。当人たちも気づかない運命の歯車がある。
実はあまり知られていないが、最初の奥さんがきっかけでトムはサイエントロジーに傾倒する。トムクルーズは学習障害をもっており、台本も読めない人間だった。
彼は、サイエントロジーに傾倒してから、一気に大スターへの道を登っていく。
どうしようもない奥さんだったと思われているが、彼女がトムにとっては天使の役割を果たした。しかしそれは霊的な観点からみたらという話なので、本人たちは自覚していない。華やかなトムの後ろに天使が介在したことなど誰も知らない。
ところで、天使はなぜ太っているかわかるだろうか?西洋の宗教画を見れば、天使は大体子供でコロコロしている。
太っていたら、この世は重力があるから重くて飛びにくい、のにだ!
では悪魔はどうだろうか?そう、悪魔は痩せている。
これは何を象徴しているか?
この世の仕組みとして、実は悪魔のほうが自由自在に飛びやすいのだ。良い悪いではなく、悪魔のほうが世間で上手に活躍できる。
天使は誰の心にもある。
しかし、悪魔に捕まりやすい。
悪魔も極めて大悪魔になれば、ステージがあがれる。
天使も究めたものだけが、大天使になれるのだ。
単なるいい人を卒業し、相手の為にあえて、鬼にもなれるか?大天使と大悪魔は裏腹だ。一歩間違えば堕天使になる。
表面的に世間で活躍したければ、悪魔的な要素を身につければいい。ずる賢さ、見栄え、愛のない契約などなど。
本質的に活躍したければ、コロコロした子供から卒業しなければならない。
単なるいい人というだけでは、一瞬のキッカケしか作れない。
それはそれですごいことではある。
でもどうせ修行にきているのだから、天使で満足せず大天使になろうではないか。
勿論、大悪魔から極める道もある。どちらを選ぶも自由であるのがこの世の素晴らしいところだ。
そこに良い悪いはない。
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