タイ映画史上歴代NO1だったという、バッド・ジーニアスを観てきました。ノリが良くて最初から最後までハラハラドキドキさせられます。
青春時代を思い出したい、または青春真っ盛り中な人にオススメします。若い時って、目先のことで振り回されたり、短絡的だったり、はたまた正義感だったり、わかりやすく思慮浅く行動しますよね。その若さゆえの美しさが垣間見得ます。正直に生きるのって覚悟がいるし、大変。人は普通に生きることよりも、犯罪映画の方が好きなもの。自分には出来ない憧れでしょうか。考え抜かれてバランスが取れてる映画だから130分があっという間に終わりました。
映画終わった後にネットで感想見てたら、エンドロールに小ネタがあるらしい。途中で出てしまった。残念。。。
監督さんもまだ若いし、どんな人か経歴見たらエリートでした。この映画の元ネタは、実際に中国であった事件から着想を得たみたい。中国の競争は想像を絶する激しさだろうし、今や経済力もあるから、この映画で描かれているよりもっとドラマティックなことがアリそうだな。
アジア各国の勢いを感じますね。もうどの国とも、そんなに隔絶した文化もなく、おしゃれと感じるものも、面白いと思うものも近くなっているから、きちんと良い物を作れば評価される良い実例なんでしょう。
アジア中の才能ある人たちが集結して、精魂込めた映画を見ていたいなぁと妄想させられました。面白いに国境なし。
この中国人のアニメのプロが作成した、風の谷のナウシカなんて完成度高いですよ。宮崎駿の映画が日本語で楽しめるって素敵なことだと改めて感謝です。パヤオさんありがとうございます!