菩薩宣言(ぼさつせんげん)
「人が変わるのに時間は必要ないのだ。たった一瞬で変わってしまう。(中略)
石炭の時代から石油の時代へと変わったように、時代は確実に変わっていく。人は、安心・安定を求めて行動をし、そこに成長という軸をもって三角形を形どり動いている。成長するから安定し、成長するから安心する。ところが、それがいつしか、やりすぎて、必要以上の成長、安定を求めだしたからおかしくなった。
必要以上のお金を欲しがるのは餓鬼道。
求められているのは、物質的な成長から精神的な成長に変わった。」
2009年10月20日のこのエントリーから、Blogのタイトルを「日々、菩薩の道」と変更しました。その時は菩薩の意味を説明しませんでしたが、当時「長崎出身の主婦」の方が調べてコメントしてくれました。
「菩薩の意味が分からなかったので、調べました。自ら修行し、衆生を教化する人。仏陀に次ぐ位」
一緒に学び、共に歩くのが菩薩で、何かを求めて何とかしたいと願う人はみんな菩薩予備軍です。社会に表立って影響を与えてきた人間は菩薩たちなのです。宗教家に限らず、経済人でも政治家でもスポーツ選手にだって菩薩はいます。善人にかぎらず、悪人であっても菩薩なのです。そこに良いも悪いはありません。長い目で見れば、どんな悪党にだって役割があるからです。ちなみに、影から影響しているのが如来的といえます。
人は、みなそれぞれの考え(思い込み)で生きています。しかし、決めつけては、見えるものも見えなくなってしまいます。自分の近くにはないと思い込んで、頭の上にメガネをかけたまま、メガネを探すことになるかもしれません。菩薩への第一歩は、
「これで本当にいいのか?」と疑問を持つことから始まります。
「本当にこのままの仕事のやり方でよいのでしょうか?」
「当たり前と思って、本当に大事なことを見逃してはいないでしょうか?」
「人生を本当に生きているのでしょうか?」
「必要以上にお金、時間、自由、平等、その他を求めすぎてはいないでしょうか?」
「本当に必要なものとはなんでしょうか?」
改めて、菩薩の道とはどんな生き方なのかを考えて行きます。 共に学び、共に歩いていけたら幸いです。
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