エウレカの快感
橋下氏が大注目を浴びている。またしても、沖縄がキッカケになり世間を騒がしている。面白いことだ。沖縄絡みのニュースが出ない日はない。そして中国は尖閣諸島に領海侵犯を繰り返し、インドでも同じように国境を超えて軍人を送り込んだりしている。
橋下氏が大注目を浴びている。またしても、沖縄がキッカケになり世間を騒がしている。面白いことだ。沖縄絡みのニュースが出ない日はない。そして中国は尖閣諸島に領海侵犯を繰り返し、インドでも同じように国境を超えて軍人を送り込んだりしている。
変わった人ですか。趣味は人間観察です。他人に勧められた作品を見たり、聞いたり、読んだりすることが好きです。
アメリカには日本ではあまり知られていない、しかし、彼らのプロテスタンティズムを象徴する作品がいくつもあります。
パウロ・フレイレの『被抑圧者の教育学』もその一つです。
たとえば、日本はベトナムからの留学生を積極的に招待しています。彼らと共に日本語を学んでいるのですが、訪日した彼らに待ち受けているのは低賃金の長時間労働と、日本人とは隔離された生活様式です。
彼らと話をしていると親切で優しいのですが、時折みせる抑圧者の態度を見ると、彼らの職場や学校のことを考え「日本人に彼らをこうした責任があるんだな。」と感じます。
学校、職場、家庭あらゆる環境で抑圧者が被抑圧者を虐げ、被抑圧者が抑圧者的となり更に下の者を虐げる罪の伝染が蔓延しています。
わたしたちがこの問題を解決するためには、抑圧者的ではなく、被抑圧者が立ち上がり上の者と戦いながら、自らが下の者に対して抑圧者となっていないかを確認し続ける根気強い作業が必要です。
今この国を変える為には一人の知識ではあまりに時間がかかり過ぎますし、精神的にも穏やかさを保つことは難しいと言わざるを得ません。
ですから、救いを求めている一人一人の上に真の教育とは何かを伝え続けなければならないと信じるのです。
1 件のコメント