自分を守る小心者
自分は、小心者だ。
ニュースの見方2
http://www.kandamasanori.net/archives/2006/01/post_46.html
この記事と、ある方の告白をみて、
忘れていたことを思い出した。
彼には勇気とやる気があり、私にはなかったことを。
自分を守るために、もっともなそうなことを書いていた自分が恥ずかしい。
私は、友情に対して不誠実で、どうせ言っても世間は
わかるまいともっともそうな理由を作り出し、言い訳していた。
彼ほど行動力を持った人は、そうはいない。
合理的な人で、純粋ゆえに、先鋭化し、これだけの
インパクトを世間に与えることができた。
人間誰しも、いろんな面がある。
経営に対する考えは違ったけど、その行動力と発想力、
そして、技術に対する目利きは素晴らしい人だった。
まだエッジだったころ、自らメールをしてきて、
営業してきたマメさに驚いた。会社が成長するために
自分ができることは何でもする人だった。
虚業もあったとおもうが、ライブドアポータルは、
視聴率でも日本の上位に入るほど急成長していた。
Birthを作るとき、出資をお願いしにいった。
彼は、細かいことは一切言わずに、出資して
任せてくれた。男気があった。
去年の誕生Partyのときも、忙しい中
駆けつけてくれた律儀な男だった。
事件があって、自殺者がでたので、心配して
このようなメールを送った。
「何があっても浮世のこと。またBirthきてくださいな~」
忙しくて大変だったことでしょう。返信は期待していなかった。
「ありがとう。がんばるよ!」と返信をくれた。
彼はいつも必ず返信してくれた。
だからといって、すべて正当化するつもりはないが、
彼の活躍には良い刺激を受けていた。今回のことでも
大きな影響をもらった。
それなのに、自分を守るために、彼に対する
コメントや取材依頼を断ったことが恥ずかしい。
彼はきっと気にしないだろう。
そういう男です。
ごめんなさい。
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