アップデート
「不都合な真実」見てきました。
細かい点などきっと文句をつけることもあるでしょう。
しかし、こういう映画で重要なのは、批評家にならないことです。
突っ込みはいくらでもいれられるでしょう。
が、実際に行動しているほうがよほど尊いです。
したり顔で指摘するよりも、表面的なことをあげつらうのではなく、
本質的な指摘を掴むべきでしょう。
実際、気象ニュースで史上最高とか史上最大とかの表現を耳にします。
異常気象が慣れすぎて、異常じゃないほうが異常だったりと。
しかし、よく考えると、明らかにおかしい現象に世界は満ちています。
人間がいなくなっても、地球はまた新たに生態系を発達させるでしょう。
しかし、折角人類はここまで進化の極みに到達したのです。
時代によって、常識は変わります。
子供のときの常識と大人のときの常識も違いますね。
現代は、産業革命以来続いてきた経済のあり方に対する変革期です。注意していただきたいのは(環境問題だけではないのですが)、ある問題が提起されると、その問題に対して賛成か反対かと二極対立軸にならないようにすることです。
現在の感覚からいって、それが難しいからといって、将来がそうとは限りません。戦後の焼け野原を見た人で、正確に現代日本を予測できた人などいたでしょうか?
かといって、何とかなるさでも、なんともなりません。
常に意識はアップデートし続けて、それに捉われないようにすべきです。対立ではなく、統合がキーワードになっています。どっちも正しいからどちらも利用しようと強かになるのです。
ずっと考えていたら、人生という旅を楽しもうとワクワクした気分になりました。
Ps:「モーターサイクルダイアリーズ」も見ました。革命家、チェゲバラの若い頃の冒険旅行です。お薦めです。
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