真実と事実

取材を受けているといつも思うことがある。
言いたいことを相手に伝わるように表現することって難しい。と。
身近にいる人にでさえ、真意を伝えるのは難しい。
ましてや、取材を通してなど尚更であろう。
上手なライターさんや、ディレクターさんは、
こちらの意図を汲み取って、わかりやすく翻訳してくれたりすることもある。
予想以上にそうなんだよーということも、まれにあるが、ほとんどは
本当は違うけど、まぁいいかという状態だ。
メディアで伝えるには、わかりやすく、心に残るように編集されなくては
ならないからだ。例えば、会社の売却の理由も、飽きたと一言で表現してしまえば
わかりやすい。その裏には、いろんな心情がうごめいている。
それをみた、元社員の方はどうおもうか?おれのキャラクターを理解してくれているだろうか?
結局は、人はみたいものしかみないのだという割り切りがあるから、あとは行動でカバーする
しかないのだと思っている。
考え出したらきりがない。人の数だけ、真実がある。
センシティブになると心が痛いから鈍感になっていく。

4 comments

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n12119

体験・経験が言語化される時点で、
一般化され省略が生じていますもんね~
それがマスメディアを通すとなると、
ほぼ歪曲されてしまうのでしょう。
まさに「翻訳」ですね。
しばらくは騒がしいでしょうが、頑張ってください。
応援してます!!

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タカヒロノリヒコ

悩んで飲んだくれてた数年前のオゼールを思い出してしまったよ。
飲もう!

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高須

ごぶさた。
>センシティブになると心が痛いから鈍感になっていく
このフレーズいいね。
自分が新聞記者を目指していたころは、同級生が取材されるようになるとは思わなかった。
まさに「事実とは何か」(ホンカツ)ですね。
このblogみたいに、自分の中の「真実」を自分の言葉で書ける場を誰でも持てるのは、いい時代になったと思います。
そんな時代にしていけるように、お互いがんばろう。

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匿名

マスメディアは、自分の言いたいことをあなたを通して言っているのにすぎないです。

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