ダイアローグ

ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ
ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ
デヴィッド・ボーム, 金井真弓
本の紹介が連続してすいません。本書と、「シンクロニシティ」、
出現する未来」は、一気に通読していただきたい本なので、
連続してご紹介します。
現代は、真の対話が行われていないとボームは言います。

「対話の目的は、物事の分析ではなく、
議論に勝つことでも意見を交換することでもない。
いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、
それをみることなのである」

これは気付きという覚醒が必要です。詳しいことは
本著をよんでいただくとして、私たちのコミュニケーションを
振り返ってみてください。
主張を通そうと説得することが多いのではないでしょうか?
いかに論理的にやり込めるか、もしくは交渉が多いのでは
ないでしょうか。
帯には、
「不毛な争いを避け、皆が望む未来をつくる
〝対話(ダイアローグ)〟という方法」とあります。
私達は無意識である想定(メンタルモデル)を持っているのです。
それによって、「自分が正しい」という思い込みが生まれます。
思い込みを対話によって発見し、保留することで、新たな未来が
産まれるのです。
そして、、

「汚染問題や二酸化炭素問題、その他なんであれ、『問題』があると考えられるとき、こんな言い方がされる。『その問題を解決しなければならない』。だが、人はそうした問題を絶えず生み出しているのだ」

問題を作り出す思考からすべてが生まれるのです。
解決策を模索する方法ではない方法を提示してくれます。
イチャリバから対話をはじめてみます!
東京は16日です。是非いらしてくださいませ。
関連HP
科学による断絶を超えられるか
問題解決を思考せず、思考を止めることで問題解決する

4 comments

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リー

問題を作り出す思考からすべて生まれる、全くその通りだと思います。
問題は、よける意識をするとたちまち意識的にワンポイントで命中する。
よけるのでなく、それ自体の存在をしると、あるがままに完璧である。

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ozeki

りーさん、コメントありがとうございます。
私達は何事も、問題と捉えてしまう
思考の罠にはまる傾向がありますねー。

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りー

ほんとぅ、私も同じです。
きっと問題にぶちあたらないことが、問題ですね(苦笑)しょうじんします。

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思い立ったが吉日

ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ

結論から言うと良著だと思います。

ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ/デヴィッド・ボーム

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こうすべきだ、こうあるべきだ、こうしたほうがいいに決まってる、勝つ・打ち負かすみたいな、最近多い目先をどうこうする

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