タンカン狩り

今日は天気いいなー!
今年は豊作です。

蒼翼の獅子たち

蒼翼の獅子たち
蒼翼の獅子たち
志茂田景樹

維新の回天をなしとげた先輩たちは、いまこの国を動かしている。われわれにとって
維新の回天にあたるものはアメリカへの留学であった。そのわれわれは、どうやって
国を動かすことが可能なのか。それは法律、経済の知識を持ってこの国を背負ってたち、
国を大いに富ませることの出来る後輩を、人材をどんどん世に送り出すことではないか。
それがわれわれに課せられた責務であり、新しい使命なのだ。

私の母校、専修大学創立者の物語です。報恩奉仕の精神によって4人の若者が
健学するまでの物語。維新の動乱も冷めやらぬ中、故郷を離れて異国で学んだ
志士たち。彼らは志がなければ諦めて帰国していただろう。
順風とはいかないがゆえに、磨かれる大志。諦めなければ道はできるのだという
啓発の書となっています。維新の動乱に勝るとも劣らない、現代の動乱を生き抜くために
本書はエネルギーをもたらしてくれます。若者は特にどうぞ。
オフィシャルサイト
http://www.souyoku.com/

BLOG IT! from asahi.com:「見て見ぬふりできぬ」 日本人医師、ガザ入り

asahi.com(朝日新聞社):「見て見ぬふりできぬ」 日本人医師、ガザ入り – 社会

 ガザ側のラファ周辺では連日、激しい空爆が続いている。受け入れ団体側は自制を促したが、桑山さんは「見て見ぬふりはできない。爆撃にさらされる仲間を見捨てていないということを示したい」とガザ入りを決行した。

なんて男気のあるお医者様なんだ!!
「義を見てせざるは勇なきなり」と論語にありますが、
彼は勇者ですね。尊敬いたします。御無事でお戻りになられることを
陰ながら祈念いたします。

BLOG IT! from 水道工事中に不発弾爆発-琉球新報

糸満市小波蔵で水道工事中に不発弾爆発 2人が重軽傷 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース

14日午前8時20分ごろ、糸満市小波蔵321番地付近の歩道で、建設業従業員の古波蔵純さん(25)=豊見城市宜保=が水道工事のため重機で掘削作業中、突然爆発が起こった。糸満署によると、作業中の重機が土中に埋まっていた不発弾に接触し、爆発した可能性が高いという。

これが沖縄の現実です。いまだに戦争の影響を受けているのです。
爆発の影響で近くにあった施設の窓ガラスが104枚割れ、
街灯が傾いたといいます。凄まじいです。
こういう日常にさらされていたら、どんな感情を持つか想像できません。
別の記事によると、不発弾処理が完全に終わるには今のペースでは、
80年かかるとのこと。推定500トンも残っているという。
処理する自衛隊の人たちの心労も大変なことです。
東京に居たら感じない沖縄の現実ですね。

変わりゆく世界

イスラエルが起こした戦争の先が見えない。
ガザ地区はもはやナチスのゲットーに等しいという見方もある。
かつての被害者がいまや加害者というわけだ。
世界が破滅に近付かないと救世主が現れない、ゆえに
わざと危険を助長している集団もあるという。
信じられないが、世界は広い。何があっても不思議はない。
インドとパキスタン。
アフガニスタン。
チベット、台湾と中国。
ロシアとウクライナ、そしてグルジア。
ぱっと思いつくだけでもこんなにある。
国と国の問題も結局は人間の問題だ。
人間も当事者同士で争ったら埒が明かない。
仲裁者が必要。その仲介役を国連がやれたらいいのだが、
あまり機能していないようだ。
私もまずは、日本の中での対立解消をしたいと思い
本土と沖縄の仲介者を目指している。
米軍再編も絡み、最近沖縄県知事は訪米して陳情しているが
日本政府は今はそれどころではなさそう。
世の中が混乱すればするほど、若い人にはチャンスだろう。
不謹慎と言われそうだが、幕末も不安がなければ、あれほど
短期間に若い人たちの台頭はなかっただろう。
かつての教訓を生かして、変わりゆく世界を創造していきたい。
受けるより攻めろである。

平成狸合戦ぽんぽこ

平成狸合戦ぽんぽこ [DVD]
平成狸合戦ぽんぽこ [DVD]
野々村真,石田ゆり子,清川虹子,高畑勲,上々颱風,村田雄浩,芦屋雁之助,泉谷しげる,三木のり平,林家こぶ平,福澤朗,桂米朝,柳家小さん
今こそ上映してほしい映画だ。
普通にみても面白いのだけど、以前紹介した、アクエリオンでいう内なる獣を
意識してみたらまた違う風に見えるのではないか。
狸的なもの。狐的なもの。人間にはそうしたものが宿っているから
かつて狐憑きなどと呼ばれていたのだろう。
自分とは何かを知るときに、周囲が鏡となる。
人間を知る際にも、現代が抱えている問題が人間性の鏡となっている。
狸たちが苦悩している様は、人間たちの苦悩でもある。
現代は問題解決の糸口がみつからないくらい複雑に絡み合っている。
問題解決という思考そのものが問題をまた作り出す。
そうした先が見えない困難にあたったときに、どう生きるか?
権太のように生きるのか?
はたまた、ポン吉のような化けられない、つまり人間でいえば、
金を稼げない人はどうなるのか?
私が学んだことは、意味のないと思えることでもやってみる。
やる前に判断しない。そもそも意味があることばかり追い求めた結果が
現状なのだから。
最後の文太の台詞が心に刺さります。
また折りをみて見直したい映画だ。エンディングテーマがまたいい!

終わり良ければすべてよし

今年は来年の雛形になったのだと思う。浄化の年。
そして、旧暦でみたほうが良い感じだ。
今日は旧暦でみれば、12/5。まだまだである。
とはいえ、新暦では大晦日なので振り返ってみる。
一言で言えば、道が分かれ始めた年だった。
来年になると更に分かれてくる。分かれ道を戻るのは
大変である。吉と出るか凶とでるか?
勝てば官軍、負ければ賊軍。
潔くこの道を邁進していく。
周囲の人もどんどんとご自分の判断をされており、
好むと好まざると態度が明確になってきている。
中途半端では済まさない。
関わったらトコトン。傲慢や驕慢の罠に陥らぬよう
注意しながら、素直に生きていこうと試みてきた。
失敗もたくさんある。成功もたくさんある。
来年に向けて貴重な経験を多く積めた。
この体験が力になる。
そしていま、今年最後の大仕事をする為に、
じっと念を込めている。じっくりと練り上げて、
いざその時を待つ。

餅つき

風の谷幼稚園の餅つきに参加!普段使わない筋肉をつかい、いま字を打つのも辛い(-_-)

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義
松岡 正剛
21日に紹介した、17歳のための世界と日本の見方の続編。
これも面白い。この本を読んで初めて、自分は無意識に明治維新を
無条件に認めていたことに気がづきました。
明治維新は素晴らしいことになっているが、果たして本当にそう
だったのか?あれから日本がおかしくなったことはないのか?
日本的なるものとは何なのか?
考えさせられました。近代国家が背負っている業に、いつまでも
我々が付き合うこともありません。世界が混沌しているいま、
新しい仕組み作りに向かう絶好の好機です。
次の政治経済を考える上で、この本は経緯をわかりやすく要約して
くれているので大変ためになります。新年に向かって読書するには
最適な本ではないでしょうか。
年末年始で再度読み直して、「世界と日本のまちがい」をじっくりと
見つめてみたいと思います。

創聖紀

創聖のアクエリオン DVD-BOX
創聖のアクエリオン DVD-BOX
河森正治,寺島拓篤
かなーり時間をかけて、やっと全部見終えました。
ちなみに私はレンタルですが。一話一話に教訓が面白おかしく織り込まれ
半ば苦笑しながらも、終わりに興味があり、だらだらと気が向いたときに
見続け、半年くらいかけてやっと今日見終わった!
最後はよかったなー。
人の内なる心に潜む獣とどう向き合っていくか。
いま時代は新しい創世記を必要としています。
今に生きてる奇跡に感謝しながら、目の前のことに取り組んでいきたいですね。
愛とは、厳しくわかりづらいものですな。
制作者の野望に恐れ入りました。

The way of every day and a bodhisattva