熱波 (ハルキ・ノベルス)
今野 敏
友達が読んでて、沖縄が舞台だというので早速読破。
おもしろーい。沖縄のことが分かっているとさらに面白いですが、
知らない人はより知りたいと思ういいきっかけになるのでは?
「わかっているのだろう?日本の従来のやり方は、もはや役に
立たなくなっている。例えば、ゼネコン主導の公共投資。<中略>
政府与党は、景気対策と言いながら、結局公共投資で金をばらまく
ことしかできない」
7年前に書かれてたこの本のやり方から進歩がない政府のやり方。
しかし状況はどんどん変わってきている。
あり得ないことがどんどん起こる時代。
事実は小説より奇なりといいます。
われわれの周辺で起きていることは、この小説よりも面白いです。
この小説でも出てきましたが、普段東京を中心とした世界地図を
見ているので、東京を中心に考えがちですが、沖縄を中心とした
世界地図を作ると、
http://www.pref.okinawa.jp/summit/jp/a_la/map/index2.htm
こうなります。
台湾、中国のほうが余程東京よりも近いです。東京へいくのもマニラに
行くのも変わらない。普段自分たちの思考というものは、常識とか
概念に支配されていますが、小説はそれを解き放つ役割もありますね。
沖縄の人たちの心情が少し理解できるのではないでしょうか。
ぜひご覧くださいませ。
7月に沖縄である方に、ビフォーアフターでいえば、
もうアフターに入ってるよと言われた。今月になって
やっとそれが実感できるようになった。
例えば、リーマンショック。100年に一度あるかないかの
大事件だ。これから信じられない出来事が多々あるだろう。
時代が変わってきている証拠だ。
こうした出来事がきっと追い風になる。もう既になってきている。
ここ数年、五里霧中なところもあった。方向としては
自信があったけど、具体的な道筋が見えない感じ。
例えて言えば、ネット会社を立ち上げたとき、
インターネット社会という方向性には自信があったけど
具体的にどうビジネス化するか見えないままに
起業したときと似ている。
行動していくうちに見えていくものだが、やっと見えてきた。
これから形になっていくだろう。きっと今年の夏がターニング
ポイントだったと振り返るだろう。
霧が晴れて、周りを見渡したら景色のいい場所に出た気分だ。
これからも勿論油断はできないけど、終わりのない戦いとは
違い、どこか安心感がある。
これから起きる変化が楽しみだーー!!
F1000038 posted by (C)ふぁーふぁ
「人の心はもろい・・・
世の中の回転に呑まれて
快楽中心になると
利益効率追求機械や
ただの消費単位になってしまう・・・
昔の冒険家が言っていたな・・・
『人間には時々ふと立ち止まって
考える時間が必要だ』
『そしてそれができるのは
人間だけなんだ』と」
今日はテロがあった日として有名だ。
ちなみに、紀子さんの誕生日でもあります。
私にとっても想い出深い日で、最初の会社を
一部売却した契約日でもありました。その夜テロが起きた。
その他にもいくつかあるのですが、
今日もまた節目の日となりました。
今後の展開で新しい局面が見えてきたので
ワクワク感で一杯です。こんな環境に囲まれている
現状に感謝です!!
何だかんだで、運命に身を任せればうまくいくように
できているのだなーと再確認。
そういえば、先日見たDVDもそんなこといっていた。
16ブロック
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画の中でこんな質問がありました。
「ハリケーンの中、あなたはバスを運転しています。
あるバス停に待っている人がいました。
お婆さんと、
自分の命の恩人でもある親友、
そして自分が最高に気に入った女性の三人が待っていました。
しかしながら、そのバスにはあと一人だけしか乗せることが出来ません。
だとしたら、あなたは誰を乗せますか? 」
といった感じの内容。
あなたはどうしますかー?
答えは映画をどうぞー!!
誰も見たことのない琉球―〈琉球の歴史〉ビジュアル読本
上里 隆史
前回の本が好評につき、第二弾がでました!
上里さんはイラストもかけるので、イメージで伝わりやすいです。
前回より更にパワーアップしてます。沖縄の歴史に興味を持った方には
ぜひどうぞ!!
ちなみに前著はこちら。
目からウロコの琉球・沖縄史―最新歴史コラム
上里 隆史
琉球新報にも書評が掲載されていましたね。
20080908133333 posted by (C)ふぁーふぁ
asahi.com(朝日新聞社):沖縄返還の日米密約、公開請求へ 「不存在」なら提訴 – 社会
72年の沖縄返還に至る日米交渉の際の「密約」について、ジャーナリストや作家、学者らが2日、秘密合意を記した3書簡の情報公開を外務省と財務省に求める。この書簡はすでに米国立公文書館が公開し、日本側交渉責任者だった元外務省アメリカ局長も密約の事実を認めているが、日本政府は一貫してその存在を否定している。
すべて明らかにして、そこから未来に向けて建設的に進むしか
ないと思うのですが、、、。
沖縄密約に興味がわいた方は、こちらもどうぞ。
沖縄密約―「情報犯罪」と日米同盟 (岩波新書 新赤版 1073)
西山 太吉
アフガニスタンで、「ペシャワール会」の伊藤和也さんが
殺害された。かの地で5年も地道に信用を築き、農業支援という
地道だがとても意味のある活動をされていた方だけに残念だ。
こうした人たちが、日本人というブランドを作っている。
現地の人には伝わっているはずだ。人と人との関係性がなければ
国対国という感情がわかない付き合いだけになる。
すると、その国がどうなろうと何とも思わない。
彼が彼女がと顔が浮かんでこそ、想いは湧いてくる。
日本とアフガニスタンを結んでいた貴重な絆であった
伊藤さんのご冥福をお祈りします。
私も私なりに沖縄、ベトナムと繋げていきたいと思います。
「沖縄は単独州」 江口・道州制ビジョン懇座長 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース
これまで江口氏は、講演や著作の中で、沖縄は九州道州に組み入れるという区割りの私案を示していた。江口氏が、沖縄単独州への支持を明確にしたことで、今後の政府の方針に反映される可能性が高い。 江口氏は、道州制における沖縄の扱いについて「当初は九州道州でと考えていたが、沖縄の人たちの知恵と熱意で(自治を)考えた方がいい。沖縄を拠点とした東アジアとの交易や経済交流の可能性は大きい」と単独州とすることに理解を示した。
内閣府の沖縄新世代経営者塾の塾長でもある、江口氏が
沖縄単独州の意見を表明されました。これでまた面白くなってきました。
その一方でこんなニュースも。
「普天間基地移設先ーー本紙既報の名護市幹部も関わる投資詐欺疑惑、ついに事件化」
きな臭いですね。
それだけ東京では考えられない場所ということでしょう。
沖縄の特殊性がよくわかる事件です。
知覧・加世田万世基地特別攻撃隊戦没者御名簿
この一人一人の想いを、敗戦記念日の日に思う。
そして、私にまで命を繋いでくれたご先祖様にも感謝。
特攻隊の中には、台湾、朝鮮出身の方も居ます。
沖縄近海で散っていった魂に祈ります。
その中のお一人の辞世の句を。
「いかならん 事にありても
たゆまぬは 我がしきしまの 大和魂」
大東亜戦争殉難遺詠刊行会出版 大東亜戦争殉難遺詠集(絶版)より。
旧海軍中尉 義烈空挺隊 宇都木五郎
昭和20年5月24日沖縄にて強行切り込み戦死。
良ければ、リンク先を見て、名前の一覧の中から、
リンクできる人をクリックしてみてください。
詳しい辞世の句や遺言書が見れます。
彼らの死の際に残した言葉を一つでも良いので読んでみてください。
The way of every day and a bodhisattva