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『パーフェクトな一日』 2003.11.29
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尾関@axiv.comです。
この書き出しもいよいよ最後となりました。創業した日から今日まで、あっという間
でした。約4年間、素晴らしい経験をさせていただきました。みんなありがとう。色
紙を見て涙が滲んできました。これを書いている今も不覚にも泣いているかもしれ
ません。それは秘密ですがね。
昨夜、あんなに大勢の方に来ていただけるとはおもっていませんでした。そして、と
ても恥ずかしかったけど、同時にとても喜びと誇りを感じさせてくれた、ポスター等
の準備物。本当にありがとう。告白すると、何度か控え室に戻り涙をぬぐっていま
した。まさか、自分のポスターと、ニュースレターの切抜きが展示してあるとは思い
ませんでした。
今も不思議な気分です。とても切なく別れは辛いのだけど、どこかで俺の選択は間
違っていなかったと感じているのです。だから、涙は見せず楽しく過ごそうとおもって、
本当に楽しい一晩でした。この世を去る瞬間には、必ず思い出す一晩になるかとお
もいます。
思いがけないプレゼントや言葉の数々。自分のしてきたことで、何がしか良い影響を
与えることができたのなら、産まれて来てこんなに嬉しいことはありません。私が忘
れていることを覚えていてくれたりするのってかなり嬉しいですよね。思い出をたくさ
んいただきました。
人生において、「愛・友情・想い出」は不可欠の3点セットだと思っています。昨夜
はそれらすべてを体験させていただいたパーフェクトな一日でした。お陰さまで非
常に気持ちよく新たな旅立ちに向かうことができます。
昨夜の参加者の皆様、たくさんの愛をありがとう。いつも与えられてばかりで申し訳
ない。愛の伝道師のつもりが、逆に教えられてばっかりです。伝えたいことは山ほど
あるけど、文字だけではとても伝えられないですね。Loveな一日でした。
本当にありがとう。愛してるぜ。
愛宕より悪支部一杯の愛を込めて
BGM:「A Perfect World」 by Pizzicato Five
『お気楽、極楽』
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『お気楽、極楽』 2003.11.21
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「人の成功と失敗のわかれめは、第一に健康である。次に熱と誠である。
体力があって熱と誠があればかならず成功する」五島慶太(東急創始者)
親不知抜きました。案ずるよりも生むがやすし。習うより慣れろてな感じで
した。仕事もそうですよね。やってみたら意外に簡単だったということ多い
と思います。
さて、久しぶりに今日は取材を受けてみました。自分は若い若いと思ってい
ましたが、もう29歳。最後の20代で若い経営者という切り口が苦しくなって
きました。若いだけじゃない能力を身につけないとです。
20代の人に向けて、色紙を書いて下さいといわれて、「お気楽、極楽」と書
いてみました。友人の社長さんからは、脱力系経営者などといわれてますが、
単なる怠け者なだけかも知れません。
自分が見ていて勿体無いなと思うのは、謙虚な人が若い人には多い気がしま
す。もっと図々しくあってもいいのですよ。嫌われたっていいじゃないか!
失敗したっていいじゃないか!まぁなんとかなるよと気楽な気分で創業した
のを思い出しました。
最初は図々しくていい。昔ありましたね、腕白でもいい逞しく育って欲しい
とかいってるCMが。ま、そんな感じなのではないかなぁ。稲穂が実るほど頭
を垂れるみたいに、経験を積んでいって謙虚になればいいのではないかと。
自戒もこめてですが、考えすぎないようにしないとですね。なんとかなるか
ら大丈夫ですよ!
Ps:お知らせ
友達が本を出しました。25キロ痩せた秘密は?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901006584/ozeki-22
来週金曜日28日に後輩たちが誕生会兼送別会をしてくれます。
お時間会う人はどうぞー。
『去りがたい余韻』
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『去りがたい余韻』 2003.11.06
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皆様お元気様!尾関です。今日も素敵な1日をお過ごしのこととおもいます。
今日は私の誕生日。いえーい。そして、全社員会議の日でもありました。そ
の会議の場所で、先ほど退職の挨拶をしてまいりました。
思い起こせば4年前に立ち上げた弊社も、立派な会社へと成長いたしました。
これは集まった仲間たちが優秀だったからで、私はあまり貢献できませんで
したが、上昇気流にうまくのって楽しく過ごすことが出来ました。
昨夜、「ジョーブラックをよろしく」を久しぶりに見て、人生の素晴らしさ
を再確認して、いかにこの会社を自分が愛していたかを実感していました。
本当にいい人が集まっているのでとても去りがたい場所です。
「生とは去りがたいものだ」と映画でもいっていました。
新しい出会いがあるから、別れもあるのだとわかっていても切ないものです。
はっきりいえることは、私の人生で一つの節目がつき、それはとても素晴ら
しい体験であったということです。
死ぬときに、おれはいい経験をしたと自信を持っていえます。一緒に過ごし
た多くの仲間に感謝しながら、今日は終わりたいとおもいます。
素晴らしい思い出をありがとう と。
『水面下の白鳥』
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『水面下の白鳥』 2003.9.17
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「偉大な人々によって達成されて維持された高みは、突然の飛翔によっ
て達成されたものではない。彼らは仲間が眠っている間、夜もコツコツ
と努力をしていたのである」ヘンリー=ワーズワース=ロングフェロー
おしゃれな人、仕事ができる人は、影で努力していることが多い。「お
しゃれとはやせ我慢」と山咲千里さんはおっしゃっていた。
優雅な白鳥も水面下では、ばたばたと水かきをしている。その姿を見せ
ないから優雅なのだ。でも、必ず影にそういう泥臭い部分があるものな
のであろう。
若い頃はそれが全く見えず、あいつにもできるなら俺にだってできると
向こう見ずにチャレンジしてきた。若い頃はそれでいい。やってみなく
てはわからないことばかりなのだから、成功へと続く失敗をするために
もどんどんとチャレンジするべきだ。
今はもう仕事ができたり、おしゃれな人も、最初は失敗していたのだ。
いつかカートへいった話を書いたが、一秒縮めるために何千回もの試行
錯誤の結果があるはずなんだ。
これ以上やったら明日に差し障ると、冷静に自己判断する生き方もいい
だろう。でも、きっとそういう生き方だと、無難な人生になる気がする。
クレイジーなくらい情熱的な人間だけが、俺はよくやったと死んでいけ
るのではないだろうか。
知られざる苦悩があるから深みが出る。深みがあるから色気や美しさが
あるのだろう。色気のある大人になりたいと思う。そうした試行錯誤を
しなければと自戒も込めて今日は書いてみた。さぼってると指摘してく
れたBoxちゃん、ありがと。