鳩山元首相がまた面白い動きをしてくれている。馬鹿だ馬鹿だと言われているが、バカにしか世の中は変えられないのもまた事実である。細かい発言などは時の流れにおいては忘れ去られていき、印象的なことだけが残っていくから、案外100年後には鳩山さんは歴史に名を残している可能性がある。アメリカ追従の鎖をはじめに解こうとした人物といわれるかもしれないのだ。
沖縄の価値
投資が面白いのは、新たな価値を創造することだ。投資に関して、私がやっていることの一つとして、投資家のために、新たな投資先を用意することをしている。投資しやすい環境を整備しているといったらわかりやすいだろうか。投資家のためのプレ投資だ。
考察
狐と狸の化かし合い
世の中は、嘘や綺麗ごとであふれている。だから面白くもある。残念なことは、面白く興味深い嘘や、夢を見られる綺麗ごとが少ないことだ。レベルの低い嘘では、聞かされるほうもすぐに相手の目的が透けて見えて、嘘っぽいけど乗ってやろうかとは思えない。どうせ騙すなら上手にだましてほしいのが人情だろう。
子供の目
人は我欲だけでは限界がある。自分のことだけでは頑張れない。大義や人を背負うことで、自分の潜在能力が引き出される。人は人の生きざまを見て感じる。恥ずかしくない生き方とは何だろうか?美意識が問われる。
本物の価値
どの世界でも道を極めようと努力している人には共通している特徴がある。本物は本物をすぐ見抜く。偽物はそれがわからない。自分も数多くの失敗をして、少しづつ本物を学んできた。本物ほどわかりづらい。
現代病
お気楽から菩薩道へ
視点の拡大
目の前のことにハマりすぎると、視点が狭くなる。日々の仕事に埋もれてしまうと、何のためにそれをしていたのかを忘れがちだ。大事を忘れて小事にハマりすぎると、大事を失うことにもなる。
自分ではどうしてもハマりやすい。客観的に見てくれる仲間がいると心強い。
想いの連鎖
閏日に雪が降る。この時期の雪というと、226事件を連想する。そして昭和11年2月29日に彼らは想い敗れた。青年将校はどんな想いで決起したか?現代のぬるま湯にいる我々にはその悲壮な想いは理解できまい。
貧困に苦しむ地方の農民のために、純粋だからこそ葛藤し行動を起こした、止むに止まれぬ想い。
それが良いとか悪いとかではない。浅はかだったかもしれないが、純粋に何とかしたいという想いに自分は感動する。
その想いは儚く消える雪のように見えて、時代を超えて伝わっていく。行動を起こすまでにどれほど思い悩んだろう。そんな葛藤がない時代の幸せと不幸。見方によっては、ダラダラとただ生きるよりは、短くても真剣に生きた分幸せだったとも言える。
自分と照らし合わせて考えてしまう。俗にいう世間の幸せの良さもわかりつつ、自分の内なる想いは何を表現したいのか?生きた証を残したいのか?子供に恥ずかしくない生き方とは何なのか?
愛する子供を残し、革命に殉じたチェゲバラの想いと青年将校たちの想いは、どこかで繋がっているように感じる。家族を想って、特攻に散った若者たち。彼らの想いを忘れてはならない。
ただ惰性で生きるのではなく、意識的な生を全うした人々を励みにし、今世を精一杯駆け抜けたい。後世に想いの連鎖を引き継げるよう、いまの時代を生きる人間の責任がある。
義をみてせざるは勇なきなり。
小さいとか大きいとか関係なく、目の前のテーマに向かう。いまを生きるにはそれしかないし、いまを真剣に生きることだけが、想いを残すことができる道なのだ。
1940年に宗教家出口王仁三郎が無期懲役の判決を受けた宗教弾圧の日でもあり、1952年アメリカにより琉球政府の設立が公布された日に記す。